創業メンバーは超豪華!? – Junifyで働く28歳の若き奇才CTO浜田卓さん

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今後のキャリア観について

編集部：今は新しい会社の立ち上げに力を入れてると思うんですけど、今後のキャリア観はどう考えているんですか？

たかしさん：まぁでもキャリアでこれ以上っていったらもう自分で商売するしかないですよね。例えば昔はエンジニアならCTOになるのがキャリアのゴールかなと思ってたんですけど、すでにある程度責任ある立場を経験できているので。もちろん将来的には自分で商売したいな、というか自分で組織づくりとかプロダクトづくりをやってみたいなとは思いますが、今は将来のキャリア云々というよりは、目の前にあるプロダクトをちゃんと成長させて、会社を成長させたいと思っています。僕、今のチームがすごく好きなので、今のチーム、今のメンバーでちゃんと会社を大きくしていきたいなと思ってます。

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編集部：結構本とかも読まれるんですか？

たかしさん：読みますね。最近はビジネス書系が多いですが、家に帰ったらKindleとかで読んでます。技術系のものに関しては、情報のスピードが遅いというかタイムラグがあるので、どちらかというとブログとかネット上の記事でキャッチアップする感じです。

編集部：本を読む時って、英語なんですか？それとも日本語なんですか？

たかしさん：英語の方が多いですね。英語で読むと英語の勉強もできて、内容も入ってくるから、一石二鳥だと思ってます。

編集部：最近読んで面白かった本ってありますか？

たかしさん：新しい本ではないんですけど、『The Inevitable』という本ですね。邦訳も出てて、なんだっけな、たしか次に何が来るか、みたいな (笑)

編集部：あー、『〈インターネット〉の次に来るもの』、ワイヤードの元編集長のケヴィン・ケリーが書いた本ですね。

たかしさん：あとは『Airbnb Story』とか。元ユニバーサルの盛岡さんが書かれた『確率思考の戦略論』とかも面白かったですね。最近だと今シリコンバレーにいる柴田さんが書いた『MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣』もよかったです。

編集部：ちなみに、気になるエンジニアやビジネスマンはいますか？

たかしさん：面白いと思ってるのは、日本のスタートアップですけど、中山紗彩さんですかね。最近「SHEworks」という会社をやっている方です。彼女は元々リクルートで僕と同期だったんですよね。リクルートで新しい新規事業を作って伸ばして、その後辞めて、今新しいビジネスをやってるみたいです。

編集部：あー、女性版のWeWorkのようなコワーキングスペースを運営されている方ですね！SHEworksは最近ネットの記事とかでもよく見かけますよ。

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迷ってるならチャレンジしてみるべし

編集部：最後に日本からシリコンバレーに挑戦したいと思ってる人に何かメッセージをもらえませんか？

たかしさん：ビザの問題とかがあるからみんなに言えるわけではないですが、もし今自分がいる環境がぬるいというか、comfort zoneに入ってると思っているなら、アメリカみたいな異国の地で、そして異なる言語で何か新しいことをやってみるというのは、本当にuncomfortableなので、挑戦しに来てみるのもいいと思います。

編集部：迷ってるなら来たほうがいいと。

たかしさん：そうですね。僕はアメリカが一番いいと思ってるわけではなくて、例えば今ならインドも面白いと思うし、中国も自分が行きたいと思うくらい興味があるので。中国は未来感が凄すぎて、多くの日本人が気付いてないけど、いま中国はとんでもない国になりつつあると思ってます。キャッシュレスとかはアメリカをも凌ぐ勢いでIT化が進んでたりして、そういう面白いことが世界で起きてるから、それを自分の目で見てみたい人はアメリカとは言わずに、自分で調べて海外に行ってみるのもありなんじゃないかと思います。

編集部：挑戦しない手はないと。

たかしさん：そうですね。怖いは怖いし、その気持ちはわかるけど、行ってみればなんとかなるのでぜひ行ってみてほしいです。

編集部：本日はお忙しい中、ありがとうございました。