【時代はビッグデータ!?】マリンソフトウェアで次世代型広告プラットフォームを開発する森洋介さん

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気になるエンジニアの就活事情

編集部:入社のきっかけはどんな流れだったんですか?

ようすけさん:大学のプログラムで1年間学校を休んで、どこでもインターンができるプログラムがあったんですけど、ちょうどマリンソフトウェアがインターンのリクルートメントで学校に来てて、じゃあアプライしようかとなったのがきっかけです。それでインターン中にオファーをもらって、そのまま入社を決めました。

編集部:こっちってITでも数人のスタートアップからGoogleみたいな大きな会社まで色んな選択肢があるじゃないですか? その中で数百名規模のベンチャーに決めた理由はなんだったんですか?

ようすけさん:僕自身はやっぱり中小企業みたいなところに入りたいと思ってました。そっちの方がいろんなことを学べるし、グロースポテンシャルがあってプロダクトの成長に合わせて自分もいろんな経験ができるので面白いかなと。

編集部:周りにはもっと小さい数人のスタートアップに行った人もいるんですか?

ようすけさん:一応いますね。 10人前後のスタートアップみたいなところに行くと結構リスキーなんですけど、その分やりがいはあります。

編集部:自分で0-1のフェーズを開拓したいって人はそういうとこに行くわけですね。逆に大手に行く人はどんな人が多いんですか?

ようすけさん:大手に行く人は、なんというかネームバリューで行く人もいれば、経験が欲しくて行く人もいますね。あと大企業でいうと、個人的には最近Amazonがすごく気になってます。ほんとに色んな業界に手を出しているので。

編集部:ビジネスサイドの僕らから見ると、Amazonの経営戦略というか、ホールフーズ買収したりとかWebだけじゃなくリアル側に侵食していく戦略が面白いみたいに思うんですけど、エンジニアから見るとAmazonの凄さとか面白さってどういうところになるんですか?

ようすけさん:やっぱりエンジニアとして一番面白いのはスケールですね。大規模なスケールで、あんな感じのシステムを作って維持できるというのはほんとに難しいことなんですよ。

編集部:たしかに普通あれだけ成長してたらイメージ的にはそれに耐えるだけで一杯一杯な気がするのに、余ったところさらにAWS (Amazon Web Service) で貸し出すみたいなのって、なんかもう何をどう計画したらそんなことをできるの? って思います(笑)

ようすけさん:そうですね(笑) だからもし大企業に就職するとしたら、あれだけの規模のデータを扱えるというのが僕には一番魅力的です。

コンピューターサイエンスとビジネスの二刀流が流行り?

編集部:元々大学では四年間コンピューターサイエンスを学んでたんですか?

ようすけさん:はい、カナダのトロント大学でメジャーでコンピューターサイエンス、マイナーでビジネスを学んでました。

編集部:エンジニアリングには元々興味あったんですか?

ようすけさん:一応お父さんが電子工学専攻で、まぁ彼は大学卒業した後に営業に入ったので社会人としてはエンジニアやってないんですけど、僕も同じ感じでやってみようかなと。

編集部:じゃあ大学入る前の小さい頃からプログラミングを自分でやってたりとか?

ようすけさん:いやそれはなかったんですけど、大学の出願時期が来て、何を専攻しようかなと悩んでた時に、じゃあエンジニアリングにしようかと(笑)

編集部:あ、意外とそこはざっくりな感じで決めたんですね(笑)

ようすけさん:それで大学入ったら、結構楽しいし自分にあってるなと思いました。

編集部:先程マイナーでビジネスを取っていたと言っていましたが、それは元々ビジネスにも興味があったんですか?

ようすけさん:はい、興味はありました。

編集部:実際にコンピューターサイエンス専攻の人で、マイナーやダブルメジャーでビジネスを取る人は結構多いんですか?

ようすけさん:結構いますね。コンピューターエンジニアリング専攻でマイナーを取ってる人のうち、一番多かったのがビジネスでした。やっぱり両面からプロダクトディベロップメントを見たいというのが大きな理由です。

編集部:エンジニアとビジネスの二刀流ってこのエリアでは最強ですね(笑) ちなみに、カナダのエンジニアだと卒業後にアメリカで就職する人も多いイメージですが、トロント大学の場合は割合はどうだったんですか?

ようすけさん:割合的には70%くらいはカナダに残って、30%くらいがシリコンバレーに来てる感じです。ただグループによっても傾向の違いはあって、僕の大学時代の仲良い友達はほとんどがシリコンバレー近辺にいます。やはりこちらの方が待遇もいいし、ソフトウェアのメッカなので、より大きなオポチュニティを求めて来る人が多いですね。僕も大学の頃からすでに来ると決めていて、それは「こっちに来ると経験が二倍になる!」みたいな考えがあったんです。なので、せめて何年間かはこっちに住んで色々学んだ後に、もし帰りたければその知識を持って帰ればいいかなと思ってました。

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