新卒でPinterestに入った27歳エンジニアが語るユニコーン企業のすヽめ

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PinterestとAirbnbの意外な仲

編集部:CEOのベン・シルバーマンとは話したりするんですか?

成田さん:たまに話します。夜作業してたら話しかけてきたりとか、あとランチしてたら隣に座ってきたりとか。バックグラウンドがたしかグーグルのビジネス系で、頭が本当に良いです。

編集部:企業が大きくなっても社長との距離感が変わらないというのは、Pinterestの風通しの良さですね。

成田さん:普段は社交的というより落ち着いていて、いつも冷静な判断をしている印象なんですが、全社ミーティングとかでステージの上に立つと超インスピレーショナルな人に変わるのですごいです!

編集部:なんだか不思議な方ですね。ちなみに、ユニコーン企業が密集するこのエリアだと他のスタートアップとの交流もあるんですか?

成田さん:ありますよ。僕のルームメイトが今Airbnbで働いてるんですが、Airbnbの食堂でなんか見覚えのある人いるなって思ったら、Airbnb CEOのブライアン・チェスキーとうちの社長が普通のテーブルでランチしてたらしいです!やはり、投資家を通じて色んな人と繋がりがあるみたいです。

編集部:その環境はやばいですね(笑) まさにシリコンバレーのエコシステムの強みだと思います。

ICUで経営と情報工学を専攻

編集部:たしか、ICU (国際基督教大学) で経営と情報工学をダブルメジャーされてますよね?

成田さん:そうです。もともと数学が大好きで、数学に関係した分野を専攻したいなと思ってたんですが、ICUって2年生まで専攻を決めなくていいので物理とか経済の授業も取ってたんです。

それで、たまたま情報のクラス取ったら、「あっ、おもしろい!」ってなってそれで情報に決めました。ただ、ICUって情報やってる人が学年に5人ぐらいしかいなくて…(笑)

編集部:そもそもICUに情報学科があるってことに驚きです(笑) 

成田さん:仰る通りほとんどの人が文系で文系キャンパスにいるので、理系キャンパスって本当に寂しいんですよ。人もいないし、いても研究してるし。。。なので、友達もほとんど文系だったから、「文系メジャーの専攻も取るか」って感じで経営を取りました(笑)

編集部:それでダブルメジャーしたんですか?(笑)

成田さん:あとは情報と経営が合わさると面白いかなって。僕が大学に行ってる間にも面白いサービスが色々と立ち上がっていたので。だから、情報がメインで経営はサブというか友達作りみたいな感じですね(笑)

編集部:じゃあ、友達に会いに行くついでに授業を受けるみたいな感じだったわけですね(笑)

世界観が変わったペンシルベニア大学

編集部:学部の時にペンシルベニア大学に留学してますよね。それは情報を勉強しに行ったんですか?

成田さん:情報と経営です。3年生の時だったんですが、かなり刺激を受けました。

編集部:ペンシルベニア大学というとMBAのウォートン校が有名な気がするんですが、コンピュータサイエンスも人気なんですか?

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成田さん:めちゃくちゃ人気ですよ!たしかにペンシルベニア大学というとウォートンが一番目立つ学科ですけど、アメリカの大学だとどこでもコンピュータサイエンスが人気なので。2011年当時も、生物とか物理をやってた人がやっぱりコンピュータサイエンスをやろうみたいな風潮は結構ありました。あと、経営とコンピュータサイエンスを両方やるっていう鬼のプログラムをやってる人が数十人いて…(笑)

編集部:完全にストイックな人達ですね(笑)

成田さん:コンピュータサイエンスだけでも勉強量がえぐいのに、ウォートンの授業まで取ってて。しかも本当に頭良くて「こいつらやべーな」って感じで相当刺激を受けました(笑)

編集部:日本だとダブルメジャーしてる人ってすごく珍しいけど、アメリカだと結構いますよね?

成田さん:たしかに、結構自由に取ってる人が多いかな。やっぱり大学に入ってから専攻を決めるところが多いので、色々と授業を取ってみて、何か自分のビジョンが見えた時にそれに向けていくつか専攻するという人は多いと思います。

編集部:特にアメリカだと就職の時に学部の専攻がダイレクトにヒットするから、目的意識をしっかり持って専攻を選んでるイメージはあります。逆に、そういう人たちに囲まれて勉強する中で苦労したことなどはありますか?

成田さん:交換留学ということもあって、初めはゲスト気分というか軽い気持ちで留学したんですよ。でも、実際に授業受けてみたらめちゃくちゃ大変で…本気度が違うなって。アメリカだと成績が良いと良い会社に行けるので、みんなガチで課題とかバリバリやってるし、プロジェクトの課題量も半端なかったので、僕も必死に食らいついてました。

編集部:たしかにこっちだと成績が良いと色んなところでインターンができて、内定もそのインターンを通してもらうパターンが多いですもんね。

成田さん:あと、ICUだとエンジニアとして働いている人が周りに少なかったんですが、ペンシルベニア大学だと、周りの人たちがGoogleとかFacebookで普通にインターンしてて、しかもそのまま就職するみたいな話もよく聞いてたので、交換留学で身近にそういう人たちがいたというのは相当刺激的でしたね。

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SiliconValleyWorkers編集長。愛媛県松山市出身。2016年、東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻(相田研)修了。工学修士。現在はシリコンバレーのIT企業で仕事中。座右の銘:「現状維持は衰退のもと」

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