シリコンバレーのおしどり夫婦が実践する『目標共有ノート』#ミレニアル世代の夫婦円満術

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たまたま訪れた4日間で出会う

みささんもともと私は大学卒業後出版社で働いていて、その後ゲームやアニメなどクロスメディア展開になるような原作を作る会社で勤務していて、25歳を手前に今後どうしようって悩んでたんです。

女の子ってすごく忙しいと思うんですよ、25歳を越えると。世の中は結婚しなきゃいけないっていうし、子どもも作れっていうし、キャリアもちゃんとしろって言うでしょ?だからそういう情報にすごく圧迫されてた。

編集部:社会からの見えないプレッシャーがあったと。

みささんそう。アラサー女子の漫画が出たりとか、そういう恋愛ドラマをやってたりしてて、「えー!あと5年の間にそんな色んなことやんなきゃいけないの?」みたいな。そう思ったら、自分がチャレンジしたいことは早くやったほうが良いなと思って、その一つが「海外に行ってみたい」ということだったんです。

私はずっとエンターテイメントをやってきたし、これからもやりたいと思っているので、先生となる一つがディズニーとかピクサーなんです。世界中で見てもらえる作品ってどうやって作られてるんだろうとか、日本のものとはどう違うんだろうとか、そのコンテンツの作り方とかみんなの働き方が知りたくて。

それでディズニーに訪問したいって思ってたら、本当にタイミングよく色んな方に出会えて、ディズニーに訪問できることになったんです。それで退職後すぐにアメリカに行くことにしました。ディズニーに何日間か滞在してたら、今度はピクサーの人に出会ってピクサーにも訪問できることになって。

PIXAR Animation Studioに訪れた際の写真

編集部:わらしべ長者感がすごい(笑)

みささんじゃあサンフランシスコに行くか!みたいな感じで、4日間だけサンフランシスコに行くことになったんです。2日間はピクサーの予定があったけど、それ以外は空いてたから、色んな人に会おうと思って色々連絡を取ってたら、ちょうど日本人の起業家の友達が飲み会やるからおいでよってことで誘ってくれて。そこで偶然ともあきさんに出会ったんです。

編集部:え、その4日間で出会ったんですか!?

みささんそう。私がサンフランシスコに来た初日の夜に出会って、そこからなんだかんだ4日間会ってたんです。

ともさんアニメのことをやってるって言ってたので、自分の知り合いがクランチロールっていうアニメの配信会社でエンジニアをやっていたから彼を紹介してあげたりとか。

クランチロール (Crunchyroll) は、日本のアニメ・ドラマ・漫画などのコンテンツを配信する米国サンフランシスコに本社を構える企業。

みささんそれで、次の日もまた会おうってなるじゃないですか。あとは、英語が不安だったから、ちょっと来て欲しいなみたいな連絡をしたら来てくれたりとか。

編集部:なるほど。警備兼通訳みたいな。言い方はアレですけど(笑)

みささんでもそんなに通訳の必要もなかったんですよね。

編集部:どういうことですか?

みささんそのときは今より英語ができなかったけど、すごくパッションがあったので勢いで通じてたんです(笑)

編集部:通じてたんですか?気合いで?

ともさんよく考えると喋れてなかった気がするけど、本当に通じてました(笑)

編集部:すごい(笑) 勢いって大事ですね。

観光ビザを180日使い果たした「愛」

みささんそのあとは、日本での仕事があったので日本に帰り、その仕事を引き受けるために法人化する必要があるなということで、さまざまな人にお知恵をいただきながら法人化を進めて今のチョコラテを設立しました。そして、なんとまた2週間後にサンフランシスコに戻って来たんです(笑)

編集部:え、2週間後?

みささんその時ちょうど彼の誕生日で。それで、お祝いするよみたいな感じでまた来るっていう…(笑)

編集部:そのために行ったんですか?

みささんそう(笑) 来たんだよね、私がサンフランシスコに。

編集部:じゃあ、もう最初の4日間でお互いに第一印象が良かったと。

みささんそうですね。日本に帰ってからもすごく連絡来るし、なんだろうって思って。

編集部:なんだろうって、、、なんだろう(笑)

みささんそれでサンフランシスコに戻って、ちゃんと付き合ったんです。

ともさんそうだね。

みささん起業とかもあって色々と忙しかったんですけど、起業したからある程度自分で時間を作れるというか、1ヶ月間日本でワーっと働いて、2週間サンフランシスコでバケーションするみたいなのを、5回くらい繰り返して。

編集部:新しい働き方(笑)

みささんそのとき私は観光ビザ (ESTA) だったので、年間180日しかアメリカに滞在できなかったんですよ。それもどんどんリミットに近づいていってて。

編集部:ESTAで180日近く滞在する人なんて聞いたことないですよ(笑)

みささんだから私も最後の方は、入国審査官に「彼氏いるんじゃないの?」ってすごくきつい感じで聞かれて。。。それで、いるって言ったらだめなんですよね。

編集部:そうなんですか?まあそうか、移住というか…

みささんそう、移住目的で来てるってなっちゃうから。それで、それを聞かれるということはやばいっていう証拠だからどうしようって。

編集部:フラグが立ってる(笑)

みささんそれでどうするって話をしたときに、結婚したいねってなって結婚したんです。だから、付き合って8ヶ月で入籍したのかな。遠距離だったし、親への挨拶とかも色々あってかなり大変でした。

日本で結婚式を挙げた時の様子

波が来たときに乗れる準備を!

編集部:でも、その間もともさんはこっちでアプリの開発をしてたんですよね?

ともさんやってましたね。ちょうど色々なことが始まってかなり忙しかったです。

みささんマックス忙しかった時に、ちょうど私がサンフランシスコに来て、家に帰れないからってホテルで暮らしてたもんね。

ともさんそう、アプリを出すとか出さないかくらいのときで、忙し過ぎて会社がオフィス近くにホテルを取ってくれてたんです。後にも先にもあれはもうないと思うけど。

編集部:合宿みたいな感じですね(笑)

みささんあの時は色々と怒涛だったね。

ともさん合間を縫って日本に帰って親にも挨拶して、プロポーズもしてね。

みささんそう。だから、私は2年間くらい日本とサンフランシスコを行ったり来たりしてたけど、それが丸く収まったのが去年の4月くらいで、ちょうど今サンフランシスコに引っ越して1年経ちますね。

編集部:ちなみに、結婚する時は不安とかなかったんですか?

みささんそりゃありますよ!私からしたら、生活も変わるし、友達も遠くなるし、結婚もするし、会社もあるしで。

編集部:なんなら不安要素しかない(笑)

みささんそう。そんな感じだったけど、やっぱり波が来たときにちゃんとそれに乗れる準備をしとかないといけないと思うんですよね。だから、「ああこれは波が来たんだな」と思って、それに乗った感じです。もちろん、生活に慣れるまでは大変だったけど、今では遠隔でもできる仕事を日本からいただけて、今まで頑張って来て良かったなっていう思いがあります。

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SiliconValleyWorkers編集長。愛媛県松山市出身。2016年、東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻(相田研)修了。工学修士。現在はシリコンバレーのIT企業で仕事中。座右の銘:「現状維持は衰退のもと」

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