【日本のコスメを世界に!】Cosme Huntを運営する女性起業家の高橋クロエさん

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今後のビジョン

編集部:思い描いているCosme Huntの今後のビジョンは何かありますか?

クロエさん:そうですね、たまたま今アメリカにいるので、アメリカからローンチしてるんですけど、アジアからも結構アクセスが多いんですよ。

編集部:おぉ~、アジアの人が英語の記事を見に来てるわけですね!

クロエさん:はい、ベトナムやシンガポールを含む東南アジアや中国、香港からのアクセスがすごく多いです。なので、ゆくゆくはアメリカだけに絞らずに全世界でやりたいなっていうのはあります。あと、オンラインだけじゃなくって、実際の店舗としてセレクトショップみたいなものがあって、道行く人がちょっと寄って日本の化粧品を見れるっていう状態にできたら1番いいなと思いますね。

編集部:なるほど、リアル展開も面白そうですね! 化粧品だとカルチャーともすごく紐付いてるなぁと思っていて、カルチャーを創るというか日本コスメブームみたいなものをどうやって生み出すかって何か考えていたりするんですか?

クロエさん:それはすごく面白いと思っていて、ジャパニーズビューティーとかJビューティーというのをまさにやろうと思っています。自分がアメリカとカナダに住んだ肌感なんですけど、結構こっちの人達はオリジナリティーとか、これが私なんだっていうように出ていくものを受け入れてくれるというか、そういうものを好んでくれると思っているんですね。なので、日本の商品をそのまま持っていくだけでもダメだし、完全にアメリカナイズしたものでも嫌われてしまうし、そのバランスをすごく意識してやるようにはしています

編集部:具体的に何かやろうとしてることはあるんですか?

クロエさん:例えば、アメリカにいるミレニアム層向けのウケを狙って、商品を撮影する時の背景にキラキラのポスターを使ったりして、インスタ映えする撮り方を意識してやったりしています。

インスタ映えするようなキラキラしたポスター

編集部:たしかに、そういう工夫で日本の化粧品を使っているのがオシャレでイケてるという認識が広まっていけば、事業としてもドライブがかかっていきますもんね。特にコスメだとそういったブランディングがとても大事だと思うので、それをやっていくのはすごく面白そうですね!

韓国カルチャーの強さの秘密

編集部:カルチャーの話が出ましたが、僕がアメリカに来て不思議に思ったのは、こっちでは韓国カルチャーって異常なくらい強いじゃないですか? 化粧品もそうだし、K-POPや韓流ドラマとかも、韓国人以外の留学生や現地のアメリカ人でも結構みんな知ってるみたいなイメージがあるんですよね。クロエさんから見て韓国カルチャーの強さの要因ってどういうところがあるのかを聞きたいなと思ってます。

クロエさん:韓国カルチャーの強さはこっちに来てみないとほんとにわからないですよね。
韓国は人口が日本の半分以下しかいなくて元々の市場が小さいので、韓国企業は最初から海外戦略を凄く意識してやっているな、と思います。それに伴ってグローバル人材の割合も日本に比べて多いというのを私もすごく感じています。韓国コスメに関して言うと、商品のパッケージデザインがウエスタナイズされているというか欧米の人にも受け入れられやすいように最初からデザインされていたりしますね。

編集部:そもそも、海外展開を視野に入れた上でベースのデザインを作っていると。韓国の化粧品はこっちにいる欧米の人でも普通に買って使っている人は結構いるんですか?

クロエさん:結構使ってますね。SEPHORAULTAっていう大手の化粧品ストアと、あとノードストロームっていう大きなデパートやターゲットのようなスーパーで、韓国コスメだけの専用のブースやポップアップが今年からできているんですよ。そういうのもあって、日本よりも韓国の商品を色んなところで見かけるようになってますね。

編集部:じゃあ、韓国コスメ自体も勢いがあるというかシェアを広げてきているわけですね。

クロエさん:あとは各メーカーさんには高級なラインがあるんですけど、そうじゃないミドル層とかプチプラとか呼ばれるドラッグストア商品っていうのがまだまだ海外からはアクセスしずらいんですよね。ただ、海外の一般消費者からするとそこが一番人気だったりして、韓国製品はちょうどそこのミドル層に対してちゃんとリーチしているというのも違いとしてあります。

編集部:ほぉー、なるほど。実際に消費者の声を聞いてると、日本の化粧品の方が韓国よりも品質がいいとか肌に優しいみたいな意見は結構あるんですか?

クロエさん:そうですね、個人的には同じ値段だった場合は日本の方が品質は高いと思っています。それをわかっているユーザーさんも結構いるんですけど、ただ日本の商品は簡単に見つからないって理由で韓国製品を使っている方もいらっしゃいますね。

編集部:物理的にアクセスができないから他のものを使っている人もいるわけですね。

メッセージ

編集部:では最後に、日本から海外にチャレンジしたいけど一歩踏み出せない人にメッセージをお願いします。

クロエさん:多分いきなり大きなことから始めると色々不安とか決意が必要だと思うんですけど、小さなことから始めてみると意外と簡単に進められたりとかするし、何事もやってみないとわからないので、まずはやってみてください

編集部:小さなことでも一歩ずつやってみることが大事だと。それで、やってみてもし違ったら、、、

クロエさん:違った時はその時に変える。そのステップというかフットワークを軽く、楽観的にいくのが大切だと思います(笑)

編集部:たしかにやってみないとわからないことをどうしようか悩んでる時間ってもったいないみたいなところはありますよね! クロエさん、本日はどうもありがとうございました!

まとめ

今回は、日本化粧品のキュレーションプラットフォームである「Cosme Hunt」でCEOをされている高橋クロエさんにインタビューをしました。

海外に移住した際に自らが女性として抱えていた悩みを解決するべくCosme Huntを立ち上げた経緯や、日本の化粧品やカルチャーをアメリカを始めとする世界中に広めていきたいと語るクロエさんの言葉はとても力強く、心に響くものがありました。また起業の過程で大変なことも多いはずなのに、それを物ともしない前向きさと行動力は僕も見習っていきたいと思いました!

▼クロエさんのことをもっと知りたい方はこちらの記事も御覧ください。

  • 日本の美容や化粧品をもっと世界に流通させたい! | Medium
  • 「語学とスキルは、女性の武器になる。」海外で働くデザイナー兼経営者、高橋クロエさんの人生哲学とは | SHE shares

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1990年6月8日生まれ。埼玉県川口市出身。
2013年、一橋大学商学部経営学科卒業。株式会社SpeeeにてSEOやWebマーケティングのコンサルティング等に3年半従事したのち、イノベーションの最先端であるシリコンバレーでチャレンジしたいと考えて渡米。現在は、UC Berkeley Extensionにて経営とプロジェクトマネジメントを専攻。
座右の銘は「やらぬ後悔よりやった後悔」。

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