Panasonicを使いこなす、圧倒的に。

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今後のキャリア観

編集部:では、今後のキャリア観についてお伺いしても良いですか?

中村さん:今後は、今やっているビジネスのコンセプトをメンバー達と一緒に創り上げて、そのコアが固まったらパナソニックのチャンネルでバーンと流して、「本当にそれがスケールする仕組みだよ」というのを、会社や世の中に証明したいなと思っています。

先ほども話した通り、すでに出来上がった仕組みを回すのが得意な人はたくさんいるので、そういった最初のコンセプト作りに関する学びをちゃんと組織や人に展開して、みんなができるようになったら、今度は全く別のことをやりたいなと思いますね。

編集部:別のこと…ですか?

中村さん:例えば、先ほど話したように大企業から新規事業が出ないとか、大企業だと心踊るような働き方ができないみたいなことって、僕の解釈では社会課題だと思っていて、それを自分のビジネスや事業開発を通して「違うよね」って証明したいし、そういう日本の社会課題みたいなものに取り組みたいですね。

もちろん、その課題は時代によっても変わると思うんですが、「こんなことできたらすごいけど、きっと無理だよね」と言われていることを、僕ができると証明していけたらいいなとは思います。

編集部:次の人たちの道しるべになりたいと。

中村さん:というのも、勝手に自分や組織の可能性とか限界を決めるのが嫌なんですよ。だって、そんなのやってみないと分からないじゃないですか。

僕なんて入社した当初、落ちこぼれ社員ですよ。で、うつ病の直前みたいなところまでいって…でも、それが今となっては一つの事業の責任者としてシリコンバレーにいるんです。

なので、自分1人とってもそうなので、自分の可能性もそうだし、パナソニックや日本の可能性も、そう悲観的になるんじゃなくて、やろうと思えば何とでもできるくらいにしていきたいですね。本当にそう思ってます。

メッセージ

編集部:では、最後に海外で挑戦したいと思っている方に向けて、何かメッセージをいただけませんか?

中村さん:繰り返しになりますが、自分がこうしたいという想いがあるんだったら、それを信じて、そして自分の可能性を信じてチャレンジあるのみだと思います。

ただ、いきなりというのは無理かもしれないので、ちょっと頑張ればできるみたいなところから少しずつストレッチしていくのが良いかもしれませんね。

編集部:一歩ずつ着実にですね。

中村さん:でも、その一歩も結構しんどいと思うんですよ。例えば、大勢の中で、「みんなでこうしましょう!」って言ってもシーンってなったりするじゃないですか。

だけど、そこで本当に一歩前に出られたら、見てる人はちゃんと見てるので、あとでコソッと「あれ良かったよ」って言ってくれたりするんです。

そして、たとえ反応してなくても、メッセージは刺さってると思うので、そんな簡単に色んなことが上手くいくと思わずに地道にやることじゃないですかね。

編集部:それが、先ほど仰られていた「周囲の人を巻き込んで変えていく」というところに通ずるわけですね。

中村さん:そのイメージですね。地味ですけど少しずつ着実に。

編集部:すごく勇気をもらえる言葉をいただきました。中村さん、本日は貴重なお話をありがとうございました!

終わりに

今日はパナソニックのシリコンバレー拠点でIoTサービスの新規事業開発をされている中村雄志さんにインタビューしました。

パナソニックという日本の大企業がどんなことに悩み、どうやって変わろうとしているのか、そして『パナソニックを使いこなす、圧倒的に』という中村さんの言葉の真意が分かった気がします。僕も自分の可能性を信じて突き進みたいと思います!

(文・編集: 中屋敷量貴)

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SiliconValleyWorkers編集長。愛媛県松山市出身。2016年、東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻(相田研)修了。工学修士。現在はシリコンバレーのIT企業で仕事中。座右の銘:「現状維持は衰退のもと」

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